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GOOD MORNING 学園長!

第30話 受験教育は、教育であるか?

斉木学園は、各種の受験対策を指導しているところですから、「受験教育は、教育であるか?」という問いかけをすることは、勿論自問自答している意味合いもあるのです。しかし、この問いかけをした主たる理由は、自ら「教育機関」であるとか、そこに勤める「教師」であるとか「教育者」であると言ってはばからない無数の先生方が、偏差値を基準にして人間の価値判断を行い、偏差値を上げることに自分の人生を賭け、その行いを教育と呼んでいることは、昨今の報道による「未履修の問題」を見れば明らかなことです。このような考えで、未だ社会を知らない未熟な若者に、その先生方の考える「いわゆる教育」すればどのような結果になるかは、自ずと分かるのではないでしようか。「一人残らずすべての教師」といっているのではないが、ことの性質上すべからく教育に携わるすべての教師に当てはまると思われるのです。なぜ、日本人は「一人の人間」をもっと大切に、温かく、そして尊厳あるものとして育てないのでしようか。日本人に人間らしさというもの、人間であることの誇り、というものを理解できる「力」、あるいは「心」はないのでしようか。

それでは、Good bye!