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GOOD MORNING 学園長!

第37話 禁煙快楽(その一)

私が禁煙に成功したのは、既に数十年前のことですが、私の禁煙方法なるものが少し風変わりであることから、禁煙に苦しんでおられる多少の方々に興味を持たれ、折に触れ語ってきました。単純といえば単純、素直といえば素直な実に自然で、苦痛を全く伴わないどころか禁煙を試みることによってその試行中に快楽を得ることができる、従って禁煙したくないとまで思わせるような、決して意図的でない、そうでありながら積極的でしかも作為的といえる幼稚な方法です。従って、その禁煙方法なるものは、ある人にとって見れば、当然非科学的なものであると思われるのももっともなことで、かといってその方法を科学的に証明することもできないし、その価値もないかといえば、私にはそうとも思えず、脳神経、あるいは脳生理学分野辺りから少し調べてみようかなという「夢」を抱かせてくれるものでもあるのです。今回は、「禁煙快楽」の第一回目として、その風変わりな方法の真相である核心的な部分だけを結論として述べるに留めます。従って、その方法の解説は、後日折を見て語ることにしましょう。その方法は、人体の持つ快楽の一つである「苦痛は快楽に変質する=禁断症状は快楽である」という生理現象を利用するものであり、しかもその生理現象は、一種の「マゾヒズム(被虐淫乱症)」に類似するものではないだろうか、という推論を与えてくれたのです。

それでは、Good bye!