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GOOD MORNING 学園長!

第57話 ロボットと人間

このテーマは、今後このブログの中で様々な角度から見つめ直すことになると思いますが、翻訳の基礎理論を確立する上で、私の脳裏に絶えず現れては消え、消えては現れるテーマなのです。
また、時代を私の高校時代にまで遡ると、要するに60年代の安保闘争さなかの臨時生徒総会で、高校三年生のある同級生が「教師はロボットである。」と叫んだ時以来、私の頭の中で生き続けているテーマでもあるのです。
翻訳の基礎理論を確立することは、要するに翻訳作業を人間の手によるのではなく、機械の手による(machine translation と呼んでいる)、即ちロボットの手によるものなのです。
このことから、「ロボットとは何か?」「機械とは何か?」「自然言語とは何か?」そして、「翻訳とは何か?」「外国語での会話とは何か?」という一連のテーマに取り組むことになったのです。
先程、私の同級生が「教師はロボットである。」と叫んだその「ロボット」とは、言うまでもなく自分の教育理念を持たないで、文部科学省検定の教科書を鵜呑みにし、それをただ単に解説し、暗記させることが教育者としての使命であると思いこんでいる高校の教師の姿は、まるで「意思のない機械、ロボットである」を指していると思います。
実は,ここでいう「ロボット」という概念は、人間の手による翻訳作業でも、また通訳としての業務(英会話など)においてもいえることなのか、が最大の問題なのです。もしそうであるとすると、自然言語は意思を伝える伝達手段に留まらず、脳内での思考方法を司る働きを持っているために、その作業を繰り返すことにより異文化による文化的な侵略という現象が生まれ、結果として自国の文化が破壊されることになるからです。
要するに、先程述べた日本の教師に見る現象と似たような、つまり文部科学省によるのではなく、「異文化によるロボット化」が適法に行われることになるのです。
しかし、この点について私は別の考え方を持っているのです。

それでは、Good bye!