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GOOD MORNING 学園長!

第61話 禁煙快楽(その四)

第41話の中で、「精神の集中」が誘因となって”runner’s high 現象”と類似した「苦痛から快楽へ」転化されると述べましたが、それは「禁断症状」が誘因となって生じる”マゾヒスティックな快楽現象”と、快楽の程度の差こそあれ、本質的に脳生理学上は同じであるということです。
ということは、神経細胞に与える刺激、即ち快楽への誘因となる一方の「精神の集中」と他方の「禁断症状」との間には、何か”共通の要素”があるのではないかということです。私は、それを「主体的経験」と呼んでいます。つまり、精神の集中であれ禁断症状であれ、そこに「主体的経験」というミーディアム(媒体)の働きによって、「苦痛から快楽へ」転化されるという人体の秘密があるのです。
では、その「主体的経験」とは何か、を後日改めて「精神の集中」と「禁断症状」の両面から検討します。更にその後で、①「禁断症状」に対する具体的な「主体的経験」(快楽への媒体となるもの)とは何か,②「精神の集中」に対する具体的な「主体的経験」(快楽への媒体となるもの)とは何かを検討し、更にその後で、精神の集中という誘因による”極楽気分”を人生の中でプラスに応用する方法を検討し、最後に禁煙によってもたらされた禁断症状という”快楽への誘因”が、時がたつにつれ如何に変質するかを検討します。ご期待ください。

それでは、Good bye!