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GOOD MORNING 学園長!

第69話 禁煙快楽(その十二)

第68話の中で、「科学する脳へのプロセス」を取り上げました。今回は、そのプロセスを「苦痛と快楽」の視点から詳しく説明します。
科学する脳への全体構造は、以下の通りです。精神の集中の場合の快楽は、「精神の集中への取り組み~気持ちいい~軽い苦しみ~主体的経験の働きによる強い苦しみの繰り返し~runner’s high 現象」による快楽ですし、禁断症状の場合の快楽は、「喫煙による快楽~喫煙による不快・軽い苦しみ~禁煙による苦しみ~主体的経験の働きによる強い苦しみの繰り返し~浜に打ち寄せる波の如く法悦の境をさまようオルガスムス快楽です。そして、この二つの取り組みを組み合わせることによって、単なる精神の集中への取り組みが、オルガスムス的現象」の快楽に入力され、そしてその結果として宇宙につながる「科学する脳」へと発展するのです。
このプロセスの中で、いつ如何なるとき、どのような条件のもとで、前者の行為から後者の快楽へスイッチが切り替わるのかということです。更に、その切り替わりのプロセスは、その後の人間活動の中で、切り替わる時期、切り替わった後の状態に変化はないのかを考えます。
精神の集中への取り組みによって「気持ちいい快楽」の段階で、後者のオルガスムス的現象の快楽へと自動的に切り替わるのです。なぜなら、苦痛による「拒絶反応」を繰り返し、主体的経験によって「受容反応」へと転化するための経験を積んできたからです。
そして、この切り替わりの時期は、その後の人間活動の中で早まるなどの変化はありませんが、たどり着いた快楽の内容に変化があります。それは、禁断症状による快楽は、その快楽の性質が、あくまでも有害物質に起因するマゾヒスティック快楽ですが、時がたつにつれ禁断の初期に味わえるあの「浜に打ち寄せる波のような性質」のものは影を潜めるけれども、やはりあの強いオルガスムス的快楽は味わえるのです。
少し書き急いでしまいました。このシリーズの一つの目的は、私の経験とそれにもとずく考え方を記録として留めておくことなのです。従って、結論へ少し急ぎすぎている感はありますが、所期の目的は果たせたのではないかと思います。このシリーズもいよいよ残すところ、後2回となりました。全力を挙げ取り組みます。ご期待下さい。

それでは、Good bye!