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GOOD MORNING 学園長!

第111話 個人主義と協調精神

同じ資本主義社会であっても個人主義を前提とした社会システムと、そうではなくむしろ協調主義、あるいは協調精神を前提とした社会システムは、人間活動の在り方や社会資本、あるいは社会建設の展望や方向性において大きく異なるのではないかと思っています。
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それを抽象的、あるいは結果論的に言うなら、前者の社会は最低「人間社会」であると言うことができても、後者の社会は「本能に支配された人間らしからぬ社会」とでも言えるのではないか、ということです。
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最初に述べたのは社会についての考え方で、後に述べたのはその考えを具現した現実社会の在り方です。言うまでもなく、前者の意味の論拠を述べることも、また後者の現実社会への適応のプロセスの論拠を述べることもその必要性があります。
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しかし、今それを述べる気力が湧いてこないのです。ただ言えることは、実に唐突に聞こえるかもしれないけれども実際的には上記した人間や社会についてのものの考え方と深いところでしっかりと繋がっているのですが、こんなことが人間を育てる教育の現場に厳然としてあるのです。
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それは、「学校教育の理想を論じるのもいいが、それも学校あってのことで学校がなければ何の意味もない。」という暴論です。つまり、学校教育よりも学校の存在が優先されるという暴論です。言葉を換えて言えば「教育の在り方よりも経営や儲けの方が優先される」ということです。この考え方が教育の前提となっているために、その前提から生まれ出るありとあらゆるものが、上記したような有様で現れてきて、ギブアップ!!となるのです。

それでは、Good bye!