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GOOD MORNING 学園長!

第114話 塾(予備校)と教育産業と学校の三つどもえ

学校教育は憲法によって義務づけられ、教育基本法によってその義務を具体的に規定されているが、塾や予備校には学校法人である場合の一部の義務づけを除いて、基本的に教育基本法に基づいているものではない。
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それが原因なのか、「学校は塾や予備校とは格が違う」という意識が学校教師にはあるらしい。しかし、特に私立の学校に強く言えることではあるが、最近では公立の学校までとんでもない現象が起きている。
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生徒募集から生徒指導の指導法、教師の教育と学習指導、塾・予備校への教師の委託、業者の作成した使用教材からテストや模擬試験、最終的には学校内で塾・予備校の授業の開講、進路・進学指導はすべて業者の模擬試験による成績評価・・・いやはや参ったと言いたい。
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昨日のニュースはその現実を結果的に、そして実質的に全国規模で「システム化」することになるもので、これで「子供手当や高校の授業料の無償化」というから恐ろしい。これは、「教育の空洞化」以外の何ものでもなく、希望に満ちた未来のある若者が育つはずがない。
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ある教育関係者が次のように語っている。「生徒がいなければ学校はなくなり、教育そのものが存在しなくなる。背に腹は代えられない必要悪なのだ。」と。笑っちゃうよね、本当に。
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以下資料です。
<教育産業> 毎日新聞 12月24日(金)8時11分配信
□ 主な予備校・学習塾の買収・提携
塾や予備校など教育産業の世界で、業界再編が進んでいる。従来の「塾は小、中、高生、予備校は浪人生中心」という垣根は崩れ、大手グループへの系列化が加速。少子化傾向に歯止めがかからないことを背景に生き残りをかけた合従連衡が続きそうだ。【井出晋平】
◇小学生から浪人まで
「はい、この単語の意味は?」。大手予備校、代々木ゼミナールの施設を利用した東京・代々木の教室で、塾大手「サピックス」の講師が教べんをとる。20人以内の少人数でテンポのよい授業。代ゼミとサピックスが共同で9月に開設した「Y-SAPIX東大館」だ。
サピックスの少人数教育は、大教室主体の代ゼミにはないノウハウ。教室の傍らでは、代ゼミの講師が、熱心にメモを取っていた。
代ゼミは昨年9月、サピックスの中学・高校部を買収。今年5月には小学部も買収し、中学受験から大学受験までの一貫体制を整えた。「浪人生が激減し、対象学年を下に広げるしかない」。代ゼミを運営する高宮学園の高宮敏郎副理事長は、そう説明する。
代ゼミは来年3月、「Y-SAPIX」を都市部を中心に49カ所開設し、「現役」の中・高生部門を強化する。高宮副理事長は「大手の予備校、塾の創業世代が引退時期を迎え、後継者難から身売り話の持ち込みが多い。買収価格も最近下落傾向」と明かす。
□ 教育産業界では、「予備校-塾」を中心に業態を越えた買収、提携が相次いでいる。大手予備校の河合塾は08年1月、大手塾の「日能研」と合弁で東海地区に「日能研東海」を設立、中学・高校受験に参入した。予備校「東進ハイスクール」を運営するナガセは、06年に中学受験で定評のある塾「四谷大塚」を完全子会社化。通信教育「進研ゼミ」を展開するベネッセコーポレーションは07年、塾大手「東京個別指導学院」を子会社化した。

それでは、Good bye!