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GOOD MORNING 学園長!

第118話 クイズ形式の入試問題で人の能力を判定するな!

IBMのスーパーコンピュータ「Watson」、クイズ対決で人間に勝利
人間対コンピュータのクイズ対決は、コンピュータが大差をつけて勝利した。
ITmedia News2 011年02月17日
(私見)
このニュースについて私は二つのことに興味を持ったのです
一つは、このコンピュータの「英々翻訳」の能力です。私は長い間「英日・日英翻訳の変換理論」に取り組んできたので、この‘ワトソン君’の言語変換理論に強い関心があるのです。何とか知りたいですね。
もう一つは、このワトソン君が人間との「クイズ」というゲームに勝利したという点です。囲碁や将棋、あるいはチェスというゲームでのコンピュータと人間の対決が時々ニュースとなりますが、今回の場合はそれとは少々異なる事件です。つまり、「クイズ問題」が対決ゲームになっているからです。問題と答えが予めあって、その問題から答えまでを人間のことばという自然言語を手段として導き出すからです。
今回の場合は「英々翻訳」の理論に基づいているのですが、これを「日々翻訳」の理論に応用したらどうなるでしょうか?面白い結果が出ると思いますよ。つまり、日本の教育内容にしても、またその学力判定にしても「暗記学習」が中心ですから、もし「侍ワトソン君」ができたら学校の定期試験もセンター試験も全て満点(100点)ということになり、人間よりもコンピュータの方が何とバカバカしい話ですが「有能だ」ということになります。
そんな馬鹿なと思われがちですが、現在米国のカリフォルニア大学サンタバーバラ校(UCSB)の教授であるあの中村修二先生は、日本の大学入試を「超ウルトラクイズ」と呼んでいますから、私が言うこともあながち見当外れでもなさそうです。もしそうであれば、クイズ問題の解き方を教えて教育と言ったり、クイズ問題が少し解けるから優秀だと言ったり、逆に解けないから馬鹿と言ったりしている人は正に不届き千万ということになるのではないかな?

それでは、Good bye!