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GOOD MORNING 学園長!

第133話 国難手探りの日々 菅前首相の証言(最終回)

9/17(水)の毎日新聞朝刊の記事がどういう訳かネット上から削除されていましたので、取り急ぎ私の考えでその一部を記録として残しておこうと思います。
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「偶然だったが、タイミングとしても(電話協議の)直前にやったから。・・・結果的には日本も全力を上げて原発事故収束をやっていますというメッセージになったと思う。・・・。」
3月17日 夕 [500ミリシーベルト提案]
・・・政府は3日前、緊急作業時の被曝線量の上限を100ミリシーベルトから250ミリシーベルトに引き上げたが、それをさらに国際放射線防護委員会(ICRP)の基準に合わせて倍の500ミリシーベルトに再度引き上げる内容だった。夕方、菅首相、北沢防衛相、海江田経産相、細川律夫厚生労働相らが会議を開く。
「外国の事例を含めてどうだろう、という一般的な議論はあった。外国の例だと志願した場合は上限なしとかルールがあるが、日本にはない。作業員の安全と事故収束を両立させなければいけないが・・・。」
・・・一方、原発の事故現場では作業する東電も放射線との闘いが続いていた。
「(東電は)確かに板挟みになる。水素爆発で放射線量が高くなる。その中で人の体制を組まないといけない。作業する人の安全性は大事だけれども、一方で国が崩壊するかしないかという瀬戸際のときに何としても事故を食い止めなければならない、という思いだった。」
・・・しかし、自衛隊を指揮する防衛省の反対が強く、
250ミリシーベルトに引き上げたばかりだったため、見送られた。
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意志疎通欠いた「菅流」 政治部副部長 尾中香尚里
・・・だが、震災と原発事故は同時に、首相としての限界も示した。例えば、自身が「伝言ゲームだった」と認めるように、初期対応で東電との情報共有に失敗した点だ。東電に問題があることは疑いないとしても、それを追及するだけではなく正確な情報が官邸に伝わるような仕組みをまず構築するべきだった。
放射性物質の拡散を予想する緊急時迅速放射能影響予想システム(SPEEDI)でも、所管する文部科学省との意志疎通を欠き、避難計画の策定に十分にデータを生かせなかった。・・・震災と原発事故という二つの「有事」に個人で対応するのは無理な話だ。・・・政権内の適切な人材を配置して「任せる」発想を欠いた。・・・一国のリーダーとしては物足りなさが残った・・・。
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私見
私は今多くを語りたくない気持ちです。上記したジャーナリストの意見の背後にあるバックボーンが何なのかが分からないが、ともあれ、原発をつくった時の政府とそれを認めて引き継いだその後の政府や官僚、及び原発をコントロールしている電力会社や製造企業など、原発事故を起こした後になっても「危機管理に対する意識が薄い」のなぜか、いざ鎌倉という時のためにどうしなければならないかの大問題を追求しないで、一国の総理を結果的にこき下ろして何が解決するというのかと問いたい。原発の事故現場から撤退しようとした無責任な東電になぜ今もその責任を負わせているのか、なぜそれを追求しないのか。今まさに、第二の大震災が来たら今度は誰を責めるつもりなのだろうか。野田首相か?これこそジャーナリストによるいつもの無責任発言と私は言いたい。結果に対する原因への厳しい検証と反省、あるいはシステム全体の見直しなどをしないで、単に「個人攻撃」をして表面的で、まるで人ごとのような決着をつけるやり方は、実に良く日本人の文化や意識の低さ、稚拙さの特徴を表していて誠に不愉快な気分です。

それでは、Good bye!